警視庁、白バイにカメラ装着 状況把握を強化 

白バイ隊員のヘルメットに付けられたドライブレコーダー

 警視庁は「防災の日」を迎えた1日、交通機動隊などの白バイ314台にドライブレコーダーを導入した。カメラはマグネット式で、ヘルメットや車体前方に装着。交通違反の取り締まりのほか、災害や事故現場の状況把握など、情報収集の機能を強化する。

 撮影した映像は、カメラ本体に最大12時間分を保存できる。プライバシーへの配慮から外部媒体には保存できない。警視庁は2019年3月までには、約900台ある白バイに全てドライブレコーダーを設置する。

 映像はカメラをモニターに接続して映し出し、事故や災害現場の状況を把握するほか、事件で手掛かりを撮影した際は証拠として捜査に生かす。


  • LINEで送る