ご当地マラソンで観光振興 10大会主催者が協議会設立 

「全国ご当地マラソン協議会」を設立し、マラソンによる観光振興を目指す山梨県山中湖村の高村文教村長(右から2人目)ら=31日午後、東京都千代田区

 マラソンによる観光振興を目指す自治体の首長らが31日、「全国ご当地マラソン協議会」を設立した。協議会には全国から10大会の主催者が参加。国内外からの観光客を集めるきっかけになるとして、観光庁も後押しする。

 協議会のホームページで各大会の開催予定や周辺にある観光地の魅力などを紹介。共通パンフレットも作成する。観光庁は、マラソン参加者が大会に申し込んだきっかけや、訪れた観光地などの市場調査の費用を支援する。

 主催者が自治体もしくはそれに準ずる団体であることが加入条件で、原則として各都道府県で1大会ずつ。各地の主催者に参加を呼び掛け、全国への拡大を目指す。


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