2017年8月28日 17:53 | 無料公開
1人乗りの超小型電気自動車「コムス」に試乗する鳥取県の平井伸治知事=28日午後、鳥取市
鳥取県とトヨタ車体などは28日、1人乗りの超小型電気自動車(EV)「コムス」を多言語対応にするなど観光地仕様に改造し、訪日外国人観光客などに貸し出す実証実験を始めることで合意した。10月ごろからテスト運用を始め、来年4月から11月まで本格的な実験を行う。
実証実験は鳥取県岩美町の「山陰海岸ジオパーク」で実施する。改造したコムスには、日本語のほか英語や韓国語、広東語に対応した音声ガイド機能を搭載。国産衛星「みちびき」を活用し、ナビゲーション精度も大幅に強化した。