花火、総理大臣賞に茨城の業者 秋田・大曲の全国大会 

 秋田県大仙市で開かれた第91回全国花火競技大会(通称・大曲の花火)の成績発表が27日あり、各部門を総合評価した結果、茨城県の野村花火工業が2年連続で最優秀の内閣総理大臣賞に選ばれた。大会には12都県の27業者が参加した。

 伝統的な花火などで構成する「夜花火の部」は3部門あり、野村花火工業は大きな菊形をした「10号玉芯入割物」と、アレンジを加えた「10号玉自由玉」で優勝。音楽に合わせて自由に表現する「創造花火」の優勝は長野県の伊那火工堀内煙火店だった。

 色付きの煙で夕暮れの空を彩る「昼花火の部」は秋田県の小松煙火工業が優勝した。


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