富山県美術館が開館式典 「体験型」鑑賞が魅力 

富山市の富山県美術館=26日午前

 富山県は26日、富山市の富岩運河環水公園に整備を進めてきた富山県美術館で開館記念式典を開いた。オブジェの制作体験ができるアトリエや、世界各国のポスター約3千点を表示する大型液晶タッチパネルを設けるなど「体験型」の美術鑑賞ができるのが売りだ。

 2016年12月に閉館した県立近代美術館を移転、改称した。約85億円かけて建設した新美術館は鉄骨3階建てで、延べ床面積は約1万5千平方メートル。立山連峰を眺められるよう東側は全面ガラス張りにした。

 油彩画や日本画など410点の一般公開は26日午後から開始する。


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