大曲の花火、予定通り開催 秋田、大雨冠水の会場復旧 

 全国の花火師が技を競う第91回全国花火競技大会(通称・大曲の花火)について、会場がある秋田県大仙市などでつくる実行委員会は26日、大雨被害の復旧が進んだとして予定通り同日夜に開催すると発表した。

 25日に近くの雄物川が氾濫し、会場が一時冠水。市と大曲商工会議所は職員約100人を動員し観客席の泥を落としたり、草むらに殺虫剤をまいたりして復旧に努めた。

 今年は全国から27業者が参加し、約1万8千発の花火が上がる予定。市によると、昨年は約74万人の観客が訪れた。


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