2017年8月25日 18:17 | 無料公開
三菱重工業が公開した、H2Aロケット36号機の胴体部分=25日午後、愛知県飛島村
三菱重工業は25日、H2Aロケット36号機の胴体部分を飛島工場(愛知県飛島村)で報道陣に公開した。日本版の衛星利用測位システム(GPS)を構築するための政府の準天頂衛星「みちびき4号機」を搭載し、10月ごろに鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げる予定という。
胴体部分は円筒形で、直径約4メートル。約37メートルの1段部分と、約11メートルの2段部分にそれぞれ液体水素などの燃料を入れ、打ち上げ時に2段階で切り離す。衛星を格納する先端部分を含めたロケットの全長は約53メートルになる。