トモダチ作戦で被ばくと提訴 空母乗員、50億ドル基金要求 

 東京電力ホールディングスは24日、東日本大震災の支援活動「トモダチ作戦」に参加した米空母乗組員ら約150人の米国居住者が、福島第1原発事故で被ばくしたとして東電と米企業1社に対し、医療費などに充てる50億ドル(約5500億円)以上の基金創設を求めて提訴したと発表した。

 東電によると、原告側は米国時間18日に米カリフォルニア州の連邦裁判所に提訴した。東電は訴状の正式な送達を受けていないとし、「送達を受けた場合、原告らの主張、請求内容を精査し、適切に対処していく」と話している。


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