ポテサラ、工場サンプルは菌出ず O157感染の食中毒 

 埼玉と群馬の総菜店で購入したポテトサラダを食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染した食中毒で、群馬県高崎市は23日、出荷元の同市の食品加工工場から提供された同じ製造日のサンプルを調べた結果、菌は検出されなかったと発表した。

 また前橋市保健所などは、群馬県内で新たに2人の感染が判明したと明らかにした。感染者は計12人になった。

 高崎市によると、感染者の食べたサラダは5~7日に製造され、6、7日に群馬、埼玉、栃木の34店舗に計約590キロ出荷されていた。5日と7日の製造分はO157が検出されなかったが、調理器具などの検査結果が24日以降に出る見込み。


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