多田「最低でも10秒0台」 ユニバ夏季大会、台湾へ出発 

 陸上の世界選手権男子400メートルリレーで日本の銅メダル獲得に貢献した多田修平(関学大)が20日、ユニバーシアード夏季大会が行われる台湾へ出発前の成田空港で取材に応じ「最低でも10秒0台を狙って、1位を目指して頑張りたい」と100メートルでの目標を掲げた。

 世界選手権では100メートルで準決勝まで進み、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)と同組で2レースを走った。力の差を感じつつ「前半から中盤にかけては勝負できる」と自信もつけたようだ。

 大舞台を経験し、メンタル面の成長を実感。疲労はあるが「それを言い訳にしたらトップ選手になれない」と表情を引き締めた。


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