広島土砂災害3年で追悼式 「二度と犠牲者出ないで」 

広島土砂災害から3年となり、営まれた追悼式=20日午前、広島市安佐北区

 77人が犠牲になった2014年8月の広島土砂災害から20日で3年となり、大きな被害を受けた広島市安佐北区では広島県と市主催の追悼式が営まれた。遺族代表は「もう二度と私たちのような思いをする人や犠牲者が出ないでほしい」と心情を語った。

 追悼式には湯崎英彦知事と松井一実市長が出席。松井市長は「住民が相互に支え合い、守り合う取り組みが進んでおり、しっかりと支援していきたい」とあいさつした。

 安佐北、安佐南両区の被災地では発生時間帯に合わせ未明から、遺族や住民が住宅跡や慰霊碑前で献花し、祈りをささげた。


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