レバノン軍が掃討作戦開始 シリア国境で対イスラム国 

 【イスタンブール共同】レバノン軍は19日、同国北東部のシリア国境付近の一部地域を掌握する過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦を開始したと発表した。国営通信などが伝えた。

 一方、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラは、シリア政権軍と共に国境付近のシリア側で対IS作戦を始めたと表明した。レバノン軍報道官は、ヒズボラやシリア軍と調整はしていないとしている。

 ヒズボラはシリア内戦でアサド政権を支援。レバノン軍は、ヒズボラをテロ組織に指定する米国の支援を受けている。

 レバノン北東部で2014年にISに拘束されたレバノン軍兵士9人が今も行方不明という。


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