皆既日食早くも盛り上がり 北米、99年ぶり天文ショー 

皆既日食の記念Tシャツを着て、関連グッズをアピールする観光案内所の職員=18日、米オレゴン州スプリングフィールド(共同)

 【ロサンゼルス共同】米太平洋岸から大西洋岸までの広域で21日(日本時間22日)、皆既日食が起きる。北米大陸を横断する99年ぶりの「世紀の天文ショー」として早くも盛り上がっている。大勢の人が各地で見物すると予測され、米メディアによると一部地域では18日までに、観測に向かう車の渋滞が始まった。

 「当日がとても待ち遠しいわ」。最初の観測地となる西部オレゴン州。観光案内所で記念Tシャツを着た女性が「最大2分40秒」という皆既日食について興奮した様子で話した。観測に欠かせない日食グラスは1週間以上も前に売り切れた。


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