鳥取県琴浦町でミサイル避難訓練 住民ら建物に駆け込む 

鳥取県琴浦町で行われたミサイル避難訓練で、建物内で身をかがめる参加者=19日午前

 北朝鮮の度重なるミサイル発射実験を受け、日本海に面する鳥取県琴浦町で19日、住民が避難訓練をした。午前10時、防災無線がミサイルの発射を伝えると、商業施設の利用者や屋外で運動中の生徒ら約120人が、建物の中に駆け込んで身をかがめた。

 訓練は弾道ミサイルが発射され、同町付近に落下する可能性があるという想定。内閣官房や鳥取県が実施し、避難経路などを確認するのが目的。

 中学校の校舎に避難した清水重行さん(67)は「いざという時にすぐ行動できるようにしておきたいが、国同士、けんかせず仲良くしてほしい」と話した。


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