復旧に向け土砂撤去開始 けが6人に、岐阜の中央道 

土砂が流れ込んだ岐阜県瑞浪市の中央自動車道=19日早朝(中日本高速道路提供)

 車4台を巻き込んだ岐阜県瑞浪市の中央自動車道での土砂崩れで、中日本高速道路は19日、現場一帯の土砂の撤去作業を始めた。瑞浪インターチェンジ(IC)―恵那ICで上下線の通行止めが続いており、同社は一両日中の復旧を目指しているが「ガードレールなども破損しており、時間がかかる可能性がある」としている。

 一方、県警は当初11人としたけが人を6人に訂正、重傷は2人で、ほかに巻き込まれた車両がないことも確認した。

 県警や中日本高速によると、白っぽい粘土質の土を含んだ土砂約700立方メートルが最大で高さ約1・5メートル、幅約60メートルにわたって車線に流れ込んでいる。


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