スペイン、別の町でも車突入事件 大規模な計画、同一集団か 

18日、スペイン北東部カンブリスで、厳しい表情で警戒する武装警察官(AP=共同)

 【バルセロナ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州の州都バルセロナの繁華街で17日、歩道に車両が突っ込み、多数が死傷したテロの後、南西約120キロの同自治州カンブリスでも車両が群衆に突っ込む事件が発生した。警察当局は18日、両事件の関連を指摘、同一グループとみられ、大がかりなテロ計画があった疑いが浮上した。

 警察は、バルセロナの現場から逃走した実行犯の特定と身柄拘束に全力を挙げるとともに、犯行声明を出した過激派組織「イスラム国」(IS)の関与など背後関係の解明に向け捜査。ロイター通信は、ブタンガスを爆発させる計画だったとの当局者の見方を伝えた。


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