北ミサイルに備え情報伝達訓練 メール配信に一部不具合 

Jアラートの作動を確認する広島市危機管理課の担当者=18日午前11時、広島市役所

 政府は18日、北朝鮮による米領グアム周辺への弾道ミサイル発射に備え、上空を通過する恐れがある中国、四国9県の全202市町村で全国瞬時警報システム(Jアラート)の情報伝達訓練を実施した。機器が正常に作動するかどうか確認するのが目的だが、一部地域で防災情報メールの文字表示が崩れたり、防災行政無線から音声が流れなかったりするトラブルがあった。

 北朝鮮は、中距離弾道ミサイル4発をグアム沖に打ち込む計画を公表。島根、広島、高知3県の上空を通過すると予告しており、訓練は周辺の鳥取、岡山、山口、徳島、香川、愛媛を含む9県が対象。


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