2017年8月17日 19:06 | 無料公開
埼玉県は17日、同県狭山市の物流施設で、中国から運ばれた荷物の中に、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が見つかったと発表した。女王アリ1匹の死骸で、刺されるなどの健康被害は確認されていない。 県によると10日、狭山市にある物流施設の倉庫で、機械部品の梱包材に付着していたアリの死骸が見つかり、施設が県に通報。専門家が調べ、17日までにヒアリの女王アリであることを確認した。 荷物は中国・広州市からコンテナで運ばれ、7月7日、香港で別の船に積み替え、11日に東京港の青海ふ頭で陸揚げされた。