FRB資産縮小9月決定か 追加利上げは先送りも 

米連邦準備制度理事会(FRB)本部ビル(AP=共同)

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が16日公表した7月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録によると、FRBが保有する資産規模縮小について、大半の参加者は次回9月の会合での開始時期決定を望んだことが明らかになった。

 一方で、年内にあと1回と予想されている追加利上げの鍵を握る物価動向に関しては、多くの参加者はFRBが目標とする物価上昇率2%を下回る状態が従来の予想よりも長期化するとの見通しを示した。追加利上げの時期が先送りされる可能性もある。


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