中国「信教の自由尊重」と反発 米国務長官の批判に対し 

 【北京共同】ティラーソン米国務長官が15日の演説で信教の自由を認めていない国の例として中国を挙げて批判したことについて、中国外務省の華春瑩副報道局長は16日の記者会見で「中国政府は信教の自由を尊重している」と反発した。

 華氏は「宗教の問題を利用し、他国の内政に干渉する誤ったやり方をやめるよう求める」と述べた。

 米国務省は15日、世界の信教の自由に関する2016年版報告書を発表。ティラーソン氏は報告書発表に合わせた演説で、中国を名指しして批判していた。


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