サイバー捜査リアルに体験 千葉県警、大学生らを研修 

サイバー捜査の研修会で、押収パソコンの解析を体験する参加者=16日、東京都府中市

 サイバー攻撃に対応できる若者を育てようと、独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)などが東京都内で開いている合宿「セキュリティ・キャンプ」で16日、千葉県警の警察官によるサイバー捜査の実践的な研修会があった。

 キャンプは22歳以下が対象で、サイバー捜査の研修には大学生ら10人が参加した。家宅捜索をしたり、押収パソコンを解析したり、捜査をリアルに体験できる内容で、2004年から毎年開催しているキャンプでは初の試みという。

 IT企業のサーバーに不正アクセスがあり、個人情報が盗まれたという設定で、学生は2チームに分かれて捜査した。


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