長期金利低下0・035% 約2カ月半ぶりの低水準 

 16日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(347回債、表面利率0・1%)の終値利回りが前日比0・010%低い0・035%だった。5月下旬以来、約2カ月半ぶりの低水準。

 朝方は売りが優勢だったが、日銀の国債買い入れに対する金融機関の応札状況で、需給の良さが確認されると、午後にかけて買いが強まった。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である9月きりは10銭高の150円68銭。


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