2017年8月15日 21:59 | 無料公開
【ワシントン、モスクワ共同】英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)のミサイル専門家マイケル・エレマン氏は14日、北朝鮮が最近2年以内に闇市場を通じて「RD250」と呼ばれる旧ソ連製エンジンを獲得したことにより、ミサイル発射技術を飛躍的に向上させたとの分析を発表した。 RD250は旧ソ連の大陸間弾道ミサイル(ICBM)などに使用された液体燃料エンジン。これを改良したエンジンが5月に北朝鮮が発射した新型中距離弾道ミサイル「火星12」や、7月に2回発射したICBM「火星14」に使われたとみている。