2017年8月15日 17:09 | 無料公開
裁判予定の検索端末の画面
東京高裁は15日、当日開かれる裁判の予定を一般の傍聴希望者が調べられるタブレット端末を、東京地裁や高裁の入る東京・霞が関の庁舎1階に設置、試験運用を始めた。全国初の取り組みで、9月から本格的に使う。
これまでは当日の予定を印刷した紙を置いていたが、庁舎には1日延べ約1万人が出入りすると言われ、予定を確認しようとする傍聴希望者の列ができることもあった。
タブレットはA4サイズで、庁舎入り口近くの机に18台を固定、うち2台を車いす利用者向けとして低い位置に置いた。