東証大幅反発、216円高 北朝鮮リスク緩和、円安で 

株価上昇を示す証券会社の電光掲示板=15日、東京都内(AP=共同)

 15日の東京株式市場で日経平均株価(225種)は5営業日ぶりに大幅反発した。終値は前日比216円21銭高の1万9753円31銭で、6月2日以来、約2カ月ぶりの上げ幅となった。北朝鮮を巡る有事リスクへの警戒感が緩んで幅広い銘柄に買い注文が集まり、円安傾向も相場を支えた。

 東証株価指数(TOPIX)は17・15ポイント高の1616・21。出来高は約16億5千万株。東証1部の値上がり銘柄数は全体の約8割に達した。

 北朝鮮の核・ミサイル問題で米高官が外交での解決を優先する方針を表明し、軍事衝突への懸念がひとまず沈静化した。


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