日米、ミサイル発射強行を阻止へ 対北朝鮮、中ロと協力も 

トランプ米大統領との電話会談を終え、取材に応じる安倍首相=15日午前、首相官邸

 安倍晋三首相は15日午前、トランプ米大統領と電話会談し、米領グアム周辺に弾道ミサイル発射を予告した北朝鮮への対応に関し、日米や日米韓で緊密に連携し、発射を強行させないことが最も重要だとの認識で一致した。北朝鮮に影響力のある中国やロシアとの協力を進める方針も確認。国際社会が一致して圧力を強めるべきだとして、国連安全保障理事会が採択した新制裁決議の厳格履行を申し合わせた。

 会談後、首相は記者団に、北朝鮮による発射予告について「地域の緊張をかつてなく高めている」と強く非難。「あらゆる事態に備え、強固な日米同盟の下、国民の安全を守るため最善を尽くす」と強調した。


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