東証、午前終値は1万9789円 北朝鮮情勢の警戒和らぎ反発 

 15日午前の東京株式市場は北朝鮮を巡る国際情勢緊迫化への警戒感が和らぎ、日経平均株価(225種)は5営業日ぶりに大幅反発した。前日の米国市場の上昇が好感されたほか、円安ドル高傾向も買い材料となり、上げ幅は250円を超える場面があった。

 午前終値は前日終値比252円03銭高の1万9789円13銭。東証株価指数(TOPIX)は20・07ポイント高の1619・13。東証1部の値上がり銘柄数は全体の約8割となった。

 米政府高官が外交圧力を強める姿勢を示したことで朝鮮半島の有事リスクが後退したとの見方が広がり、前日の米ダウ平均が大幅続伸した流れを引き継いだ。


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