福知山露店爆発4年で献花 市長「最後の一人まで救済」 

露店爆発事故があった現場の河川敷で献花し、手を合わせる大橋一夫福知山市長(左)ら=15日午前10時、京都府福知山市

 京都府福知山市で3人が死亡、55人が重軽傷を負った花火大会の露店爆発事故から4年になる15日、事故現場の由良川河川敷で大橋一夫市長ら関係者が献花した。大橋市長は「(被害者の)最後の一人まで救済するため最大限の努力をする」と話した。

 事故を巡っては、7月までに、花火大会を主催した実行委員会と3遺族、負傷者48人との間で示談が成立。一方、被害者家族会によると、やけどを負った被害者の多くは今も皮膚移植や薬を塗るといった治療を継続中で、爆発音に敏感になるといった心理的な影響も残っているという。


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