首相、靖国神社に玉串料 終戦記念日、5年連続 

首相官邸に入る安倍首相=15日午前

 安倍晋三首相は終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社に自民党総裁として私費で玉串料を奉納した。首相は参拝せず、柴山昌彦・総裁特別補佐が神社を訪れ、代わりに納めた。2013年の終戦記念日から5年連続で同様の対応。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)は午前、靖国神社を集団参拝。稲田朋美元防衛相や木原稔財務副大臣ら自民党若手保守派グループ「伝統と創造の会」のメンバーも参った。

 北朝鮮による米領グアム周辺への弾道ミサイル発射に備えた中韓両国との連携強化などを見据え、首相は参拝を見送ったとみられる。


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