南アジア、豪雨で200人超死亡 洪水や土砂崩れ 

大雨の被害を受けたネパールのジャナクプルを歩く少女=13日(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】インドで14日までに、モンスーンに伴う豪雨により、土砂崩れや洪水などが発生し、少なくとも98人が死亡した。地元紙が伝えた。隣国ネパールでも南部を中心に豪雨被害が拡大し、同日までに80人が死亡した。下流域のバングラデシュでも少なくとも26人が死亡、3カ国合わせた豪雨の犠牲者は200人を超えた。

 インド紙タイムズ・オブ・インディアなどによると、北部ヒマチャルプラデシュ州では土砂崩れにバスが巻き込まれ、乗客ら少なくとも46人が死亡した。東部ビハール州では洪水により41人が死亡。北部ウッタラカンド州などでも少なくとも11人が犠牲となった。


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