東京円、109円台後半 

 連休明け14日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=109円台後半で取引された。

 午後5時現在は、連休前の10日と比べ26銭円高ドル安の1ドル=109円74~75銭。ユーロは64銭円安ユーロ高の1ユーロ=129円57~61銭。

 北朝鮮の核兵器開発を巡る地政学リスクが意識され、国際的な安全資産である米国債が買われて米長期金利が低下。日米金利差が縮小するとの思惑からドルを売って円を買う動きが優勢だった。

 14日朝に発表された4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は市場予想を上回ったが、為替市場への影響は限定的だった。午後はドルを買い戻す動きが出た。


  • LINEで送る