トランプ政権、釈明に追われる 白人主義非難避けたと批判高まり 

人種差別に反対して抗議する人々=13日、米ロサンゼルス(AP=共同)

 【ワシントン共同】米南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義を掲げる団体と反対派が衝突した事件で、トランプ大統領が人種差別主義者らへの非難を避けたことへの批判が13日、米国内で高まった。ホワイトハウスは「大統領が非難した対象には白人至上主義者や全ての過激な集団が当然、含まれている」との声明を出すなど釈明に追われた。

 白人至上主義の団体はトランプ氏の対応を歓迎した。トランプ氏が米社会の分断を助長しかねないとの危機感が広がっている。

 ニューヨークの「トランプタワー」周辺や全米各地で13日、市民らが人種差別に抗議し、トランプ氏に反対するデモを実施した。


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