転落事故、作業車も地下3階に 重さ耐えきれず足場落下か 

 東京都千代田区のビル工事現場で男性作業員3人が転落死した事故で、重さ約630キロの高所作業車も地下3階に転落していたことが14日、警視庁丸の内署への取材で分かった。同署は作業員が乗った足場の鉄板が、鉄板の上にあった作業車の重さに耐えられず落下した可能性があるとみて、業務上過失致死容疑を視野に調べる。

 丸の内署によると、事故は11日午後4時15分ごろ、千代田区丸の内3丁目の工事現場で発生。転落した目黒区の内装工土屋剛さん(51)と江戸川区の会社員小林義行さん(48)、千葉県船橋市の内装工生川信一さん(43)が死亡した。


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