2017年8月14日 06:44 | 無料公開
記録的な大雨で浸水した福岡県朝倉市内=7月6日(共同通信社ヘリから)
1時間に50ミリ以上の大雨が降る頻度が、1970~80年代に比べ3割程度増加していることが14日、気象庁の統計で明らかになった。地球温暖化との関連が指摘されており、短時間で一気に降る大雨は災害を引き起こす危険性がある。
気象庁の統計では、降水量が1時間に50ミリ以上だった回数はアメダス千地点あたり、76~85年の10年間は年110~230回で、平均すると173・8回だった。2007~16年は年169~282回、平均は232・1回と33・5%増加していた。
アメダスは1970年代後半から本格的に全国で運用が始まった自動観測所。