2017年8月12日 01:04 | 無料公開
【イスラマバード共同】アフガニスタン独立人権委員会は11日、北部サリプル州で今月上旬、反政府武装勢力タリバンと過激派組織「イスラム国」(IS)が共謀して村を襲撃し、子どもや女性を含む住民ら50~60人を殺害したとする調査結果を発表、「人道に対する罪だ」と強く非難した。 調査によると、タリバンとISが村に攻勢を仕掛け、アフガン治安部隊を撤退させて村を占拠。5日に住民らの殺害に及んだ。471家族が避難を強いられた。 ロイター通信によると、タリバンはISとの協力や住民の殺害は認めていない。アフガン治安部隊は村の奪還作戦を進めている。