2017年8月11日 22:44 | 無料公開
【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク外国為替市場の円相場は北朝鮮情勢の緊迫化を背景に円買いが進み、一時1ドル=108円72銭をつけ、4月中旬以来約4カ月ぶりの円高水準となった。 午前8時半現在は前日比43銭円高ドル安の1ドル=108円73~83銭。ユーロは1ユーロ=1・1793~1803ドル、128円31~41銭だった。 北朝鮮を巡る緊張の高まりを受けて円高ドル安が進んだシドニーやロンドン市場の流れを引き継いで始まった。朝方に発表された7月の米消費者物価指数が市場予想を下回り、米追加利上げが遠のくとの見方から、ドルを売って円を買う動きが加速した。