発生72時間、捜索続く 四川省地震、余震2千回超 

 【成都共同】中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県で8日起きた地震で、11日夜、倒壊した建物などの下敷きになった人々の生存率が急速に低下するとされる「発生後72時間」が経過した。当局は行方不明者の捜索や孤立している住民らの救出活動を続けた。

 現地では11日午後2時(日本時間同3時)までに2400回以上の余震が発生。国営中央テレビは被災地で11日と12日に降雨があると伝えており、土砂崩れなど二次災害の恐れもある。

 当局によると、死者は24人、負傷者は約500人。中央テレビによると、団体ツアーに参加して当時、現地にいた旅行者の避難はすべて終えた。


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