日米、対北朝鮮で結束確認へ グアム沖発射に共同対処 

北朝鮮の労働新聞が10日掲載した、グアム周辺へのミサイル発射計画について発表する朝鮮人民軍の金絡謙戦略軍司令官の写真(コリアメディア提供・共同)

 日米両政府は、北朝鮮による米領グアム周辺への弾道ミサイル発射計画を巡り、ワシントンで17日に開く外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で主要議題とする方針を固めた。計画では日本上空を通過すると予告されており、自衛隊と米軍による共同対処策を検討。強行に備えた態勢を含め、日米の役割分担で認識を共有する見通しだ。万全の対応策を取り結束を示すことで、強固な同盟をアピールする狙い。政府筋が11日明らかにした。

 北朝鮮の脅威は「新たな段階」だとして、日本は発射計画の対応に関して具体的で突っ込んだやりとりをしたい意向だ。


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