円高進行、アジア株が下落 北朝鮮情勢が圧迫 

 北朝鮮を巡る国際情勢の緊迫化を受けて投資家がリスクを回避する姿勢を強め、11日の海外市場では為替の円高が進み、アジアの株価が軒並み下落した。欧州株も値下がりして始まった。

 シドニー外国為替市場では、比較的安全な通貨とされる円を買い、ドルを売る動きが優勢となって一時、約2カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=108円台後半をつけた。

 11日のアジア株式市場は前日に欧米の株価が大幅安となった流れを引き継いだ。上海、香港、シンガポールなどの主要市場は大きく値を下げた。(共同)


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