ロシア疑惑の捜査加速に警戒 元幹部宅捜索でトランプ氏 

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は10日、昨年の米大統領選を巡るロシア干渉疑惑に絡み、トランプ陣営の選対本部長を務めたマナフォート氏が連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたのは「強いシグナルだ」と述べ、捜査の加速に警戒感を見せた。休暇で滞在中の東部ニュージャージー州で記者団に語った。

 マナフォート氏はロシアやウクライナとの不透明な関係が発覚し、昨年8月に選対本部長を辞任した。トランプ氏は家宅捜索に「驚いた」と述べ、マナフォート氏について「上品な男だ」としながらも「長いこと話をしていない」などと、疎遠であることを強調した。


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