独当局がフォードを調査 排ガス不正疑惑と経済誌 

 【ベルリン共同】ドイツ経済誌ウィルトシャフツウォッヘ(電子版)は10日、米自動車大手フォード・モーターが一部のディーゼルエンジン車で排ガス規制逃れをしていた疑いがあるとして、ドイツ運輸当局が調査していると報じた。排ガス浄化機能を不正に操作し、規制を逃れるための違法な装置を搭載している可能性があるという。

 同誌によると、中型車「モンデオ」で実施した過去の調査で不正が疑われるデータが得られた。フォードは規制逃れを全面的に否定した上で、当局に協力する姿勢を示した。


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