2017年8月11日 00:59 | 無料公開
【ローマ共同】イタリア内務省は10日、中東やアフリカから保護者らの同伴なく地中海を渡りイタリアに到着した未成年の移民や難民が2016年以降急増し、14年から今年7月末までの約3年半で約6万4千人に上ったと明らかにした。虐待や人身売買などの被害が懸念され、早急な対策が求められている。 イタリアは中東やアフリカから欧州を目指す難民や移民が押し寄せる「欧州の玄関口」となっており、内務省によると今年に入り約9万7千人が上陸した。そのうち約1万2600人が大人の同伴者がいないか、移動中に保護者とはぐれた未成年者だという。