2017年8月10日 18:04 | 無料公開
10日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=110円近辺で取引された。 午後5時現在は、前日比18銭円安ドル高の1ドル=110円00~02銭。ユーロは02銭円高ユーロ安の1ユーロ=128円93~97銭。 朝方は、北朝鮮の核兵器開発を巡る過度なリスク回避姿勢が後退し、比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となった。国内輸入企業の実需のドル買いも入った。午後は取引材料が乏しく、もみ合った。 ただ、市場では「北朝鮮問題は尾を引いており、ドルを買い戻す勢いは鈍い」(外為ブローカー)との声があった。