2017年8月9日 20:09 | 無料公開
静岡県小山町の富士山須走口7合目付近で、本来の登山ルートとは違う方向を示す矢印の落書きが見つかった問題で、静岡、山梨両県などは9日、落書きを除去した。 作業は、環境省や林野庁の職員を含め静岡県側から約10人、山梨県側から約25人で行った。落書きされた岩に溶剤を吹きかけて浮き上がらせ、金属製のブラシでこすり落とした。岩にこびりついた古い落書きも見つかり、ガスバーナーで熱してから落とした。 同日中に約50カ所の落書きを全て消した。参加した静岡県職員は「完全に消えたわけではないが、登山者が間違うことはないと思う」と話した。