2017年8月9日 12:27 | 無料公開
【上海共同】中国国家統計局は9日、7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1・4%上昇したと発表した。伸び率は6月から0・1ポイント低下した。中国は景気が堅調なものの、政府は不動産バブル抑制策や、引き締め気味の金融政策を実施しており、消費にも影響した可能性がある。 市場予想を0・1ポイント下回った。政府の通年の目標である3・0%も下回った。伸び率が低下したのは5カ月ぶり。分野別に見ると、教育文化・娯楽や医療保健などサービス関連が上昇した一方で、豚肉や卵など食品が下落した。