東証、一時280円超下げる 北朝鮮情勢の緊迫化で続落 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 9日午前の東京株式市場は、北朝鮮情勢の緊迫化を警戒した売りが先行し、日経平均株価(225種)は続落した。下げ幅は一時280円を超え約2カ月ぶりの安値となった。

 午前終値は前日終値比256円13銭安の1万9739円88銭。東証株価指数(TOPIX)は20・59ポイント安の1614・73。

 前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は11営業日ぶりに下落した。トランプ米大統領が核兵器開発を続ける北朝鮮に対して強い警告を発したことで、地政学リスクが改めて意識され、投資家心理が冷え込んだ。東京市場もこの流れを引き継いだ。


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