NY株、11営業日ぶり下落 米大統領の北朝鮮警告影響 

ニューヨーク証券取引所(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は11営業日ぶりに下落し、前日比33・08ドル安の2万2085・34ドルで取引を終えた。ダウ平均は前日まで9営業日連続で終値の最高値を更新していたが、トランプ米大統領が核兵器開発を続ける北朝鮮に対して強い警告を発すると、投資家心理が冷えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は13・31ポイント安の6370・46と3営業日ぶりに下落した。

 8日は電子機器のアップルが主導してダウ平均は一時、取引時間中の過去最高値を更新した。ただ、高値警戒感から徐々に利益確定売りが優勢となり下げに転じた。


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