協調減産、順守で一致 主要産油国会合 

 【アブダビ共同】サウジアラビアやロシアなど主要産油国は8日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国による原油の協調減産を順守していくことで一致した。取り組み状況を確認する会合をアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで7日から開いていた。

 会合では減産に消極的なイラクやカザフスタンなどの高官を招き、事情を聴いた。原油価格の低迷が続き、2018年3月末までを予定する協調減産の効果が疑問視されているためだ。産油国は生産高が歳入に直結するため、目標を守らない国にいら立ちを強めていることも背景にある。


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