長寿の秘訣を探る研究開始 京都・丹後と青森県を比較 

 京都府立医大と弘前大などのチームは、100歳以上の人口の割合が全国平均より高い京都府北部の丹後地域と、平均寿命が短いと言われる青森県の住民の健康状態を比較して、長寿の秘訣を探る研究を始める。

 14日から対象者を募集する。府立医大の的場聖明教授は「全国でも珍しい試み。生活習慣の秘密を調べ、長寿を他の地域にも広げたい」と話す。

 住民基本台帳によると、今年1月1日現在、人口10万人当たりの100歳以上は全国平均で約50人。京都府の京丹後市、宮津市、伊根町、与謝野町からなる丹後地域には約2・7倍の約135人いる。


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