翁長氏、オスプレイ配備撤回要求 豪沖の墜落受け江崎担当相に 

沖縄県の翁長雄志知事(右)から要望書を受け取る江崎沖縄北方相=8日午後、沖縄県庁

 江崎鉄磨沖縄北方担当相は8日、沖縄県の翁長雄志知事と県庁で初めて会談した。翁長氏はオーストラリア沖での米軍新型輸送機オスプレイの墜落事故を受け、沖縄配備の撤回や、日米地位協定の抜本的見直しを求める要望書を手渡した。沖縄県は、米軍がオスプレイの飛行自粛要請に応じていないとして抗議している。要望書を受け取った際、江崎氏は「一生懸命取り組みたい」と述べた。

 オスプレイを巡ってはオーストラリア沖での墜落事故後の6日、日本政府が米側に飛行自粛を求めたが、7日に沖縄県内で飛行が確認された。

 江崎氏は今月3日の担当相就任以来、初の沖縄入り。


  • LINEで送る